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2017-12-25 (Mon) 16:44

平成29年度2学期終業式 校長訓話(全文)

2学期終業式にあたり、渡邉一洋校長先生から星陵生に訓話がありました。
全文を掲載します。
みなさんも、星陵生がこの冬にチャレンジする「校長先生からの宿題」について考えてみてはいかがでしょうか?

 
<校長訓話>(全文)

 

おはようございます。
2学期の終わりにあたって、今日は、皆に三つの話をします。

 

一つめは「成長」の話です。
四つ足の動物、空を飛ぶ動物は「経験する」ことによって「危険管理能力」を高めていきます。
人間は「経験すること」に加えて「考えること」で「成長」していきます。

 

この2学期、皆は、色々な行事を通して、経験したり、考えたりしてきました。
楽しかった修学旅行、辛かったマラソン大会、留学生との交流、プレゼン大会、等々、これらを通して、自分の限界にチャレンジしたり、また、このことをうまくやるにはどうすれば良いのかを考えたりしながら、確実に成長してきました。
どうですか、4月の自分と比べてみて。4月に出来なかったことが今できるというものがあるでしょう。それが成長です。大切なのは、「経験すること」と「考察すること」です。

 

二つ目は「自分の力を信じる」という話です。
今月2日、京都大学の森和俊教授が、googleやFacebookが出資する財団が設けた「ブレークスルー賞」を受賞しました。賞金はなんと300万ドル(約3億4千万円)だそうです。
森教授は、細胞内におけるタンパク質の品質管理システム「小胞体ストレス応答」を解明したということです。
その記者会見で、森教授は「基礎研究で、億万長者になるとは夢にも思わなかった」「0を1にしたことが評価されたのだと思う」「今後は、この研究で新薬開発に取り組みたい」と抱負を述べていました。また、若い人に「自分を信じる力を大切にしてほしい」というエールを送りました。

 

一つ目の話は「成長」の話で、ポイントは「経験と考察で、人は成長し続ける」というところです。二つ目の話は「ブレークスルー賞」の話で、ポイントは「自分を信じる力を大切にしてほしい」というところです。そして、三つ目。
この二つの話をふまえて、皆さんに冬休みの宿題を出します。
これから言う課題に対する自分なりの答えを、冬休みのあいだに考えて来てください。

 

「世界の人々が、貧困に終止符を打ち、地球を保護し、すべての人が、平和と豊かさを享受できるようにするためには、これから自分は何をすれば良いのか。何ができるか」です。
自分を信じて、自分には何ができるかをゆっくり考えて下さい。

来年1月5日の始業式で、皆さんの中から何人かを指名し、その場で答えてもらいます。
もちろん、これが正解、というものはありません。正解はありませんが、皆さん一人ひとりの考えや思いは、皆さんの頭の中と心の中にあります。

 

それでは、良いお年を。
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