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平成30年度3学期始業式における校長訓話
皆さん、お早うございます。
明けましておめでとうございます。
16日間の休みを経て、こうして元気に再会できたことに感謝いたします。
平成30年、皆は「グローバル・ゴールズ」についての探究学習をスタートさせました。
手探りの中で、右の左も分からない中、よく勉強しました。
まだまだ入口で、ましてや、君達はまだ学生であって、実際に行動するには「地位」や「実力」もありませんが、今から勉強しておくことが大切です。
今年度のAO入試や推薦入試、就職試験は一段落しましたが、多くの大学や企業で、グローバル・ゴールズへの取り組みが出題され、結局のところ「やった子」「研究した子」が合格しております。
そして、この「グローバル・ゴールズを求める」という姿勢は、今後、ますます重要視されます。
何故かというと、グローバル・ゴールズは「貧困」や「格差をなくす」こと、また「地球温暖化を食い止めること」等の17分野に対して「世界が合意した目標」であり、そこに「世界のビジネス」があるからです。
それから、今、注目されているのは「学力の3要素」です。
これは「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体的に学ぶ態度」という、テストで測ることのできる「認知能力」ですが、
君達が社会で活躍するのは「思いやり」とか「本物の美しさを分かる気持ち、感動」とか、人工知能では到底不可能な、テストで測ることの出来ない「非認知能力」の部分です。
だから、あらためて、本校の校訓が重要になるのです。皆さん、心の中で本校の校訓を思い出してみて下さい。
「誠」とは・・・誠実な心で事にあたる
「友」とは・・・友情の和を広げる
「厳」とは・・・厳しさを自ら求める
そこを磨いて、厳しい時代を生き抜きましょう。
さあ、今年も色々あると思いますが、頑張りましょう。